2022/06/17 17:30
スケッチ基本講座5回目、今回のテーマは「陰影」でした。
陰影が無くても絵は出来上がりますが、陰影が無いとのっぺりとして立体感が無く、イラストのようになってしまいます。
こちらのマルシェの絵、右が陰影を無くした絵です。臨場感がありません。
風景スケッチの着色とは、ほとんど陰影を描く作業といっていいほどだと思います。
ではどこに陰影を入れるのか。
光がどこからきているか観察し(または自分で決め)、光が強く当たる所は明るく、少し当たる所は少し暗く、ほとんど当らない部分はもっと暗く描きます。
昼景であれば物の下には必ず影が落ちます。
最後に皆さんで描いたのは名古屋市の東山荘。
色を無くしたカゲ色1色で描くことで、風景の陰影をしっかり捉える練習になります。